歯周病は、細菌の感染が原因で歯を支える組織に炎症がおきる疾患です。 歯と歯茎の境目がしっかりと磨けていないと、そこに多くの細菌が増殖し(歯垢の蓄積)歯茎に「炎症」が起き赤く腫れて来ます。痛みはほとんどの人がないといいます。 ですが、そのままほおっておいて、進行すると歯と歯茎の間の「歯周ポケット」が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて無くなってしまいます。 そして、食事を噛むと歯が動くようになり、最後には歯を抜かなければいけなくなってしまいます。
まず原因である歯垢・歯石を超音波スケーラと言う器具で除去します。同時にぐらぐらする歯の咬み合わせの調整などを行います。
炎症が改善してくると根の表面や残っている歯石をより丁寧に除去し全体を滑沢にしていきます。 これはルートプレーニングと言われ歯の表面のざらざらや、歯石、毒素や微生物で汚染された表層を除去し、汚れの再付着をはかります。
また、歯周病の進行具合によって歯が動いている場合があり、動いている歯で噛むとさらに負担が増してしまいます。その負担を軽くするために歯を削るなどして咬み合わせの調整を行います。 治療により歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2〜3mm)維持されれば定期検診に移行します。
また当院では、効果的な歯磨きの方法も指導しています。 正しい歯磨きの仕方を覚えて健やかな歯を保ちましょう!
京都府京都市伏見区表町574-1
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